皆さんは昼間に睡魔が襲ってくるなんてことありませんか?
今回は、昼間に睡魔がやってくるわけについて解説します。
寝ても真昼に睡魔が襲う理由
まず知っておいてほしいこと
まず、前提として
日本人は昼間に眠くなりやすい人種だ。
といわれています。
日本人の約7割が昼間に強い睡魔に襲われるのです。
昼間に眠くならないためには、
睡眠の質を上げよう。
ちゃんと決まった時間に寝よう。
は当たり前です。
今回は、
元から眠くなるタイプではなく、
先に挙げた以外の理由で
眠くなる理由と予防について解説します。
(終盤に元から眠くなるタイプの方向けの記事も張っています)
原因は食生活?
アデエード大学の研究で、
脂っこいものを食べまくっていると
昼間に眠くなる確率が高くなることが分かりました。
高脂肪の食事をたくさんとる人が昼間に眠くなるのです。
1815人を対象とした実験で、
1年間、食生活と睡眠の状態を記録しました。
その結果
脂肪の摂取量が多い人のほうがそうでない人よりも
78%も昼間に眠くなる確率が上がったのです。
ちなみに脂肪摂取量が少ない人の基準は1日当たり58g(500kcl)です。
この実験では、
高タンパクや炭水化物の取りすぎは
睡眠に関しては関係ないという結論になりました。
また、
私は昔から太っている人は
脂肪で気管が狭まって呼吸が浅くなり睡眠の質が下がる。
と考えていたのですが、
この実験に関しては肥満の度合いはあまり関係がない。
という結果になったようです。
驚きですよね(*'▽')
ちなみに1回高脂質の物を食べたらアウトではなく、
普段からこういった食生活を送っている場合
に昼間に睡魔が襲うのです。
この実験の研究者の見解では、
ホルモンバランスの乱れ
によりこういったことが起こったとしています。
○○の無限ループ
では、眠くならないためには
高脂質のものをさければいい。
と思うかもしれませんが、
そう単純な問題ではありません。
高脂肪の食事は
狩りで生活していたような時代には存在しないものでした。
科学の発達により
ここ百数年で食事の様式は著しく変わりました。
ファストフードが良い例でしょうか。
しかし、生物はたった数百年程度では進化しません。
人間の体にはまだ高脂質のものが処理しきれないのです。
少し雑なたとえですが
抗体を持たないウイルスに侵される
ようなものです。
これにより、
人間の脳は過剰に反応し、
麻薬やタバコと似た反応を示すのです。
また、
夜、ラーメンに誘われたら食いたくなりますよね。
人は、眠くなると高脂質のものを求めるようになります。
それで眠気が覚め、眠くなるとまた高脂質を求める。
という負のループが完成します。
また今回の実験では、
ココナッツオイルやオリーブオイルなども
同じ脂質として区別されました。
体にいいからといっても
やはりほどほどにすべきですね( ;∀;)
睡眠の質改善
この睡眠法をとることで、睡眠の質の改善が見込めます。
だからといって
乱れた食生活は改善しなくていい。
というわけではありませんよ(^_-)-☆
昼からでも目が覚める方法
とはいってもやはり、
冒頭に述べたように、
日本人の約7割が昼に眠くなるといわれているので、
どれだけ良い食生活を送っていても眠くなる場合はあります。
それは仕方がありません( *´艸`)
こちらに昼からの仕事を元気に行う方法が解説されてあります。
まとめ
脂肪が眠気をつくるからといって、脂肪分を全くとらない。
というのは×です。
ベジタリアンやヴィーガンなども
科学的に体に悪いと分かっています。
バランスのいい食事を心がけましょう。
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いかがでしたでしょうか?
この記事が昼間にどうしてもも眠気が襲う。
そんなあなたの悩みを解決する一助になれば幸いです。
次回は『不安脳マニュアル』です
このように当ブログでは、
生きていくうえで便利になる心理学を紹介しています。
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では、good luck 👍